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B型肝炎給付金の受け取りに税金はかかる?

B型肝炎の給付金は高額になるケースもあるため、受け取りに税金がかかるのではないかと心配されている方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、B型肝炎給付金の受取りに税金がかかるのかについて詳しく解説します。

B型肝炎給付金に税金はかかるのか

B型肝炎の給付金は、高額になる場合もあるため、税金がかかるのではないかと不安を感じる方もいるかもしれません。

B型肝炎給付金は原則、非課税です。

給付金額にかかわらず税金は一切かからず、給付金以外に支払われる弁護士費用や検査費用を受領した場合にはそれらも非課税になります。

所得税法では、「心身に加えられた損害につき支払いを受ける慰謝料その他の損害賠償、心身に加えられた損害につき支払いを受ける相当の見舞金及びこれらに類するもの」は非課税とされています。

B型肝炎給付金は、損害賠償金または見舞金の意味で支払われるため、非課税です。

税金がかからないその他の支給金

B型肝炎給付金と一緒に受け取れる以下の費用にも、基本的に税金はかかりません。

 

  • 母子感染、父子感染、ジェノタイプに関する検査費用
  • 無症候性キャリアに支払われる検査費用など
  • 弁護士費用相当額
  • B型肝炎の追加給付金

遺族が受け取るB型肝炎給付金に税金はかかるのか

B型肝炎ウイルスに感染した方が亡くなった際には、B型肝炎給付金を受け取るタイミングによって税金がかかる場合とかからない場合があります。

B型肝炎ウイルスに感染した方が給付金を受け取ったあとに亡くなり、現金や預貯金として所持していた場合には相続財産に含まれ、相続税が発生する可能性があります。

また、受け取った給付金を贈与した場合にも贈与税がかかることがあります。

感染した方が亡くなってから給付金を請求したほうが得なように感じるかもしれませんが、B型肝炎給付金の請求期間は、2027331日までであるため、早めの行動が必要です。

まとめ

B型肝炎給付金は原則非課税で、給付金額にかかわらず税金はかかりません。

さらに、検査費用や弁護士費用などといった付随する支給金も非課税です。

ただし、感染した方が給付金を受け取った後に亡くなった場合には相続税が発生するケースもあります。

B型肝炎給付金について不明な点や、給付が受けられるかどうかが知りたい場合には、まずは弁護士にお気軽にご相談ください。

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